腰痛や椎間板ヘルニアの新しい治療


腰痛や椎間板障害を引き起こす実際の原因を考えて見ましょう。

まず、相対的筋力の低下による筋疲労があります。さらに筋疲労の原因を多い順にあげてみます。


1)運動不足によって筋力が低下し、日常生活の動きにも耐えられない状態。
 肥満の場合もあるし、痩せて筋力低下してゆく場合もあります。
 老化とともに運動不足になっている人も入ります。


2)激しい運動や同じ姿勢を続けることによって起こる筋疲労。これには、運
  動選手も入るし、仕事がら同じ姿勢
を続けている人も入ります。


3)ステロイドホルモンを服用または、外用している場合。
 これは、これらの薬剤を長期間服用した場合、生体を交感神経優位体調に
 固定するので、血流が低下して筋肉が衰え、筋疲労が引き起こされるのです。


 これら3つの原因で筋疲労が起こると、交感神経緊張状態となり、これにより血流障害顆粒球増加が生じて
運動器官の障害へと進みます。このとき、必ずたの交感神経緊張症状も伴います。例えば、易疲労、高血圧
糖尿病、便秘、不眠、不安、口が渇くなどです。

 そして、治癒反応として血流が回復したときに、関節に痛みがでるのです。

 この痛みに対して痛み止めを投与すると、病気に対してはむしろ逆効果となります。もし、痛み止めを投与をし
ているならこれをやめ、痛みを引き起こした原因を取り除くような治療を実行します。つまり、「緩やかな運動
をして血流を送り込み、その後は徐々に運動量を増やして筋力をつけていく
」のです。

 従来の治療は、むしろ関節痛を悪化させてゆくものです。新しい治療は、コルセットの着用で血流を止めたり
消炎鎮痛剤で血流障害や顆粒球増多を誘導することのないように、まずこれらの使用を停止します。そして、すぐ
運動を開始します。軽いものから徐々にはじめて、運動を増やしていくのです。

 鍼灸、関節運動学的アプローチ、水中運動、漢方薬などを利用して、運動器官の血流改善を行うのもよいでしょ
う。

 しかし、痛み止めなどの使用をやめることのほうが先です。痛み止めを使用していては、どのよなよい試みも
無意味になってしまいます。

 ここに示した新しい治療を開始すると、約三週間で腰痛、椎間板ヘルニア、そして腰椎分離症などが改善します。
脊椎すべり症も同様です。いかに骨や関節などが破壊されたり変形していても、血流さえ回復すれば、生体は
その時点からちょうどよい形で治癒させてくれる
のです。

 骨の変形などがX線写真で見つかっても、腰痛の程度と一致しないのはこのためです。変形したまま治癒してい
る場合が多いからです。このような病気の場合、いくら診断が進歩しても治療とはあまり結びつかないことを知って
おいてください。 



【絵でわかる免疫 安保 徹著 講談社サイエンティフィック】

 当院では、短時間かつ効果的に筋肉を強化していく器具(DIET−END)を導入しています。本来は、ダイエット
をされる方に乗っていただいておりましたが、急性・慢性の腰痛に、優れた効果が出てきておりますので、このたび
みなさまにご案内することになりました。
 筋力が低下されていて、体験されたい方は、ご連絡いただければと思います。